松田優作賞
松田優作賞は本年度より新設された脚本賞です。オフィス作・株式会社セントラルアーツの全面協力により、全国より優秀な脚本を集め、審査します。審査結果は映画祭の期間中に発表させていただきます。
ご報告
11月25日、テアトル徳山で開催しました、第4回周南「絆」映画祭において、「松田優作賞」の発表並びに授賞式を行いました。
この結果、最終選考作品3作品のうち、足立紳さん(東京都)の「百円の恋」を松田優作賞と決定致しました。また、残る最終選考作品である齋藤孝さん(神奈川県)の「オボの声」、げこげこ大王二十八世さん(福岡県)の「川筋男貫徹炭坑節命」を松田優作賞・優秀賞と決定致しました。
授賞式では選考委員の松田美由紀様から松田優作賞受賞者の足立さんに表彰状と松田優作さんのフィギュアをあしらった特製トロフィー、副賞である賞金20万円の目録などが贈られました。続いて齋藤さん、げこげこ大王二十八世さんに選考委員の丸山昇一様から表彰状、副賞が贈られました。
このあと記者会見を開き、松田様、丸山様、受賞者3名の皆さん御出席のもと、報道関係者の皆様方に御報告させていただきました。
松田優作賞受賞作品は近くHP上にて公開する予定ですが、取り急ぎ結果を皆様にご報告申し上げます。
周南映画祭実行委員会・松田優作賞運営委員会
■松田優作賞受賞者(敬称略)
◎松田優作賞 「百円の恋」足立紳(東京都)
◎松田優作賞優秀賞 「オボの声」齋藤孝(神奈川県)
◎松田優作賞優秀賞 「川筋男貫徹炭坑節命」げこげこ大王二十八世(福岡県)
松田優作賞・足立紳さん(真中)、松田優作賞優秀賞・齋藤孝さん(左)げこげこ大王二十八世さん(右)、おめでとうございます。
撮影:渡邉俊夫氏 (ご協力ありがとうございました。)
松田優作賞授賞式の様子
緊張の面持ちで松田美由紀さんから受賞結果、講評を聞き入る受賞者たち。
第1回松田優作賞に輝いた足立紳さん
東京からお越しいただき、受賞の喜びや想いを語っていただきました。
松田優作賞、最終選考作品を発表させていただきます!2012.11.14
先日発表させていただきましたように、松田優作賞運営委員会では平成24年11月5日までに3次選考を終え、過日最終選考作品3作品を選定させていただきましたので、ここにご報告させていただきます。
◎選考経緯/
予備選考:松田優作賞運営委員会事務局で全応募作品をチェックのうえ、応募要項に合わないものを除く予備選考を行いました。この結果、144点が選ばれました。
1次選考:上記144作品から36点の作品が選ばれました。
2次選考:上記36点をさらに選考し、20作品に選出しました。
3次選考:7作品が選ばれました。
最終選考:下記3作品を最終選考作品とし、作者を授賞式にご招待させていただきます。
◎最終選考で選えらばれた3作品は次の通りです。(順不同・敬称略)
・オボの声/齋藤孝(東京都)
概要/どん詰まりの生活を続けて30代になった秀太。妹の結婚式のため帰郷するが、寝過ごした終着駅の土地で守義と出会う。「すべてのことには理由がある」と言う守義は、肯定も否定もせず、秀太の話を聞く。そこで秀太は森の奥から鳥と子供の声が混ざったような不思議な「オボの声」を耳にする…。
・川筋男貫徹炭坑節命(かわすじおのこくわんてつたんこうぶしいのち)/げこげこ大王二十八世(福岡県)
概要/昭和30年代、筑豊で行われていた川筋貫徹炭坑節大会。抜群の技量と統率で日鉱二瀬を優勝に導いた猛雄は、死ぬ気で踊ることを要求し、団員の反発を招いて追い出される。新しい団長は猛雄がウソモノと批判する日舞の師匠、柳五郎。大会を連覇する日鉱二瀬。団長として迎え入れる山を渡り歩いた猛雄は、最後の大会で柳五郎に挑戦する…。
・百円の恋/足立紳(東京都)
概要/32歳、実家ひきこもりの一子の楽しみは、夜な夜な買い食いに行く百円ショップの帰り道にあるボクシングジムで、気になる選手を覗き見すること。一人暮らしをすることになった一子は百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。あこがれの中年ボクサーともすれ違いになった一子は、なぜかジムに入会する…。
※概要は応募脚本を元に松田優作賞運営委員会がまとめたものです。作者がまとめたものではありませんので御了承ください。
松田優作賞の発表について
上記3作品の作者の方を11月25日(日)の授賞式にご招待させていただきます。
また授賞式の場で、「松田優作賞」の作品を発表させていただきます。
最終選考に残られた方には改めて事務局よりご連絡させていただきますので、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
松田優作賞、3次選考まで終了しました!現在の結果を発表させていただきます。2012.11.06
今回の松田優作賞に際し、私たちの予想を大きく上回る反響があり、たくさんのご応
募をいただきました。本当にありがとうございました。
松田優作賞運営委員会では平成24年11月5日までに3次選考を終えましたことをここに
ご報告申し上げますとともに、ご応募いただきました皆様方に厚く御礼申し上げま
す。
また多大なる御協力をいただきました有限会社オフィス作・松田優作事務所並びに松
田美由紀様、株式会社セントラルアーツ並びに黒澤満様、丸山昇一様に心から感謝す
る次第です。
これから最終選考を行う予定ですが、日本で唯一松田優作さんのお名前を拝した賞と
して、その責任を全うできるよう、委員一堂、真摯に運営に望んでまいります。
応募概況、結果については下記のとおりです。
◎募集期間/
2012年2月20日~9月30日
※9月30日が日曜日でしたので、10月1日消印のものまで有効としました。
◎全応募点数/
151作品(国内149作品、海外2作品)
◎選考経緯/
予備選考:松田優作賞運営委員会事務局で全応募作品をチェックのうえ、応募要項に
合わないものを除く予備選考を行いました。この結果、144点が選ばれました。
1次選考:上記144作品から36点の作品が選ばれました。
2次選考:上記36点をさらに選考し、20作品に選出しました。
3次選考:下記7作品が選ばれました。
◎3次選考で選えらばれた作品は次の通りです。(順不同・敬称略)
・家に帰ったら女房がいないのだが/山田明(神奈川県)
・ラストファン/小林由香(東京都)
・オボの声/齋藤孝(東京都)
・クレーマー・クライマー/中村公彦(神奈川県)
・川筋男貫徹炭坑節命(かわすじおのこくわんてつたんこうぶしいのち)/げこげこ
大王二十八世(福岡県)
・百円の恋/足立紳(東京都)
・永訣の海景(うみ)/木谷修(山口県)
今後の日程
上記7作品について最終選考会を近く開催する予定です。最終選考の結果については
また追ってホームページでご報告させていただきます。